馬の象嵌が入った趣きのある古い小柄です3頭の走る馬の象嵌です。小柄(こづか)とは細工用の「小刀」です。本来は木を削る際や、緊急時の武器として使用。鞘の裏側にある櫃、「半月形櫃」に納められていました。時代劇等では、この小柄を手裏剣のように投げて逃げる、というシーンがよくありますが、さほど距離は飛ばず、柄の方が重いため上手く刺さらないと言われています。どちらかと言うと、武器と言うよりは現代のペーパーナイフやカッターナイフのように、工作用に使われていたと見る説が有力です。なお、笄や小柄を収納するための櫃は常に設けられているとは限らず、「刀装の様式」や「持ち主の好み」などで、櫃を設けないこともありました。特に「大小二本差し」の場合、脇差には笄櫃を略することが多かったとされています。年代や時代背景は分かりませんが面白い一品だと思います全長22.0 cm 穂先12.3cm素人採寸の為誤差はご了承ください是非コレクションの1つにいかがでしょうか?長さ等は写真をご確認下さい。
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